
2026.07.25昼夜 07.26 08.01昼夜 08.02
08.11昼夜 08.12昼夜
めちゃめちゃ良かった。書きたいことが山ほどあるので早速本題に入る。
予備知識
原作を何年か前に一気見で読んで、レゼ篇の劇場版はつい先日観に行った。

ドリパス再上映ありがとう
レゼについて
相馬さんのレゼ、めっちゃかわいい〜〜〜〜
あれだけ話題になった上田麗奈レゼに引っ張られていないのが良い。上田レゼはクラスに突然転校してきた不思議な女の子って感じがするけど、相馬レゼは転校生である自分に対して学校案内を進んで買って出てくれたクラスの明るい人気者の女の子って感じがする。下ネタに爆笑したり、ボディータッチが多くて俺のこと好きなのかも……^^ってなったりするのは後者だと思うので相馬レゼ好きです。性格は全然違いそうだけど、笑い声はかなり上田レゼを感じた。
オープニング
お洒落すぎる。チェンソーマンとボムが火の中で一緒に踊ってるの"思想"ですね?になって良かった。スタイリッシュさ、映画っぽさがあって超かっこいい。
なんとオープニングはYouTubeで無料フル公開されている
マキマさんとのデート
何本もの映画に付き合わされるシーンそうやって演出するのか〜とビックリした。床が回転するタイプで(廻り舞台って言うんでしたっけ)、それに応じて映画館の椅子に座ったり、カフェでお茶したりを行き来する様を表現していた。映画に疲れて椅子からずり落ちるデンジの位置が日に日に低くなっていた気がする。
てかマキマさんの声が超かわいい。こちらもどんどんかわいさが増していた気がする。後述するレゼとのシーンとの差が映えるように、デンジとアキには意図して好意的に接しているのが見えて良い。やっぱ平野綾ってベテランの声優だな……となった。土屋さんも滑舌がいいので2人してセリフがめちゃ聞き取りやすい。
デートのちょっと前の話だけど、デンジがビームに食らわす右ストレートが速すぎていつも感心していた。
電話ボックスの出会いのシーン
ここも廻り舞台めっちゃ活かしてて良かった。中央に電話ボックスだけ置いて360度回して見せるの、かなり演出と役者の演技に自信が無いとムズイのでは。たら〜ん🎶で花を出すシーン、毎回見てたけどついぞどこから出してるのか分からなかった。手品が上手い。その前の募金の花は食べられる素材で作ってたんだろうか。元々溶けやすい素材で作ってたのかもだけど、セリフに影響しないように速攻飲み込むのも凄かった。
これはチェンステというかレゼ篇自体の考察なんですが、レゼが初手でデンジのこと殺さなかったの、ここで花を貰ったからだよな〜と。誰かから贈り物なんてされたこと無かっただろうし、ましてや泣いてるところを慰めてもらったことも無かっただろうし……。レゼは何て指令を受けて日本に来たんですかね?「チェンソーの心臓が手に入ったら自由にしてやる」とでも言われてたのかな。じゃないと出会った時点で泣かなくないか?と思うので(たまたま入った電話ボックスにターゲットがいて、やっと解放される……と思って泣いたのかと解釈している)。でもこの花もデンジが「マキマさんに心があると言ってもらえたから」手に入った花だって考えると皮肉というか何というか……。
カフェのシーン
ここもレゼめっちゃかわいい。ケチケチケチケチケ〜チ!😡←かわいすぎるだろ
店長を演じたのはアンサンブルの方だけど声がかっこいい。チェンステは周りの人間にも抜かりなくて良いなと思う。デンジがコーヒーをドブ味と貶してるときに静かに怒りに震えていたのが笑った。その後常連になったデンジからの注文嬉しそうに受けてたのも良かった。
カフェのデンジ、レゼに見つめられてドギマギして目逸らしたり、俺のこと好きなんじゃね……😏って調子乗ったり、コーヒーに悶絶したり、俺この子好きになっちまう😫ってギャアギャアしたり、色んな表情が見られて楽しかった。特にレゼと笑い合って「レゼとなら学校行きたかったな〜 なんか楽しそうだし」って言うシーンは東京より京都の方が笑い方がより楽しそうになっていて良かった。恋愛的に揺れ動く場面でもあるけど、ここの笑い合ってるシーンは友情も感じた。
夜の学校のシーン
教室のシーンは仲の良い2人!!って感じがして良かった。一緒に学校に行けてたら本当にあんな感じだったんだと思う。英語とか数学でエロく聞こえる単語にいちいち2人でニヤニヤしてそう。
学校に行っていないデンジに、普通の16歳は今頃受験勉強して、部活して、放課後遊びに行って……と"自分が経験できなかった当たり前"を説く上擦った言い方がぎこちなくて良かった。当たり前を説くときに「人として」じゃなくて「日本人として」なのが辛いね。レゼのいた国では当たり前ではなかったんだね……。
この辺りでレゼってデンジより少し年上、もっと細かく言うと19歳とかなのかな?と思った(設定的には年齢不詳なんですよね?)。学校生活について、今の自分が経験できなかったことというよりもう過ぎ去ったことのように話していたことがひとつ。「受験勉強」っていう、高校生の括りでなら違和感ないけど16歳の当たり前として受験勉強はちょっと早くないか?という16〜18歳の学生生活を経験してなさそうな違和感を感じたのがひとつ。あとは何かとデンジを年下扱いしているというか、庇護対象として心配してそうだなと感じたのもレゼの方が年上なのではと感じた理由。19っていう細かい予想なのは、まだ20というには大人ではない子供の括りにいそうだなと感じたため。オタクの勝手な想像だしアニメ劇場版入場特典のIF設定とか見ると全然同い年っぽいけどね。
プールのシーンは全部すごかった。プロモーションビデオでも力が入っていたように、"絶対に舞台だからと妥協しません"という意思を感じた。
まず水。レーザーで表現するんだ……!?とビックリ。今まで見た舞台は布やスズランテープのようなもので表現していたことが多かったので、斬新で目を惹かれた。特に「私が全部教えてあげる」のシーン、あそこをレゼが上・デンジが下で正面から見える形にしていたのがすごかった。
おまけ
— 松崎史也 (@fumiya326) 2026年8月12日
稽古入る前に
スタッフ打ち合わせで見せる演出プランのイラスト
*出演もしている
新原ミナミさんが描いてくれています(上手い!) pic.twitter.com/EI8uooPwb4
貴重な演出プランのイラストも公開されている
ここは特に作中でも肌面積の多いシーンだったものの、インティマシーコーディネーターの方が参加していたため安心して見ることができた。浅田さん今回もありがとうございます。役者の方々への配慮はされつつ、極限まで原作を再現したい(ちゃんと脱いでいるように見せたい)という演出の意図を汲んだんだろうなと思えるシーンだった。先日参加した土屋さんのファンミで伺った情報だと、こちらはきちんとインティマシーシーンとして「該当の役者や最低限のスタッフ以外は別室待機や帰宅」の対応をとってくださっていたそう。
以前話題になった高嶋政伸のエッセイを読むとインティマシーコーディネーターについてより理解が深まる ちなみにこちらに参加したのも浅田さん
祭りのシーン
作中唯一の日替わり(?)があるシーン。輪投げに成功するとデンジとレゼがハイタッチする場面を見られる。私がハイタッチ見たのは7/26と8/2だったけど、他の日も成功してたのかな?
ここ大好きなシーンがあって、デンジが綿飴食べてるところをレゼがひと口齧る→自分が食べた方をデンジに向け直してデンジに食べさせる(ほぼ押し付けてた)→デンジ、間接キスにデレデレ という超かわいいやり取りが見られる。でもデレデレしてるデンジの後ろでこの後起きることを知っているレゼは冷静な顔をしている……。
焼きそば屋台に置いてあった焼きそば、初日あたりは麺を手で掴んだところをお店の人とレゼに止められていたけど、東京楽あたりから掴む前に止められるようになっていた。流石にコンプラ引っかかったんだろうか。
花火のシーン
ここ原作ファンの方ってどういう解釈ですか!?私はこのときのレゼは本当にデンジを好きになってしまったことをあの場で自覚して、でも一瞬逡巡したのちにそれすらデンジを陥れるのに利用したのかなと感じた。このときのレゼ、自分とデンジは同じ境遇だ!と思ってたのに、デンジは仕事が認められ始めてきて(自分は仕事が認められたことなんてない)、バディや先輩とも仲良くなり始めて(仲間なんていなかった)、仕事が楽しくなってきて(仕事を楽しいと思ったことなんて一度もない)って本当は全然違う境遇だったことを突きつけられて、ここでようやくデンジを殺す判断をしたんだなと思った。おまけにデンジは別に好きな人(マキマ)がいることも察してしまう。報われない……。
バトルシーン
キスで舌を噛み切ってから一気に空気が変わるので、いよいよ始まる……!と感じて毎回ワクワクしてた。レゼがもう一度キスするのも解釈色々あるんだね。私は別れというか、「もうこれっきりで最後にする」っていうレゼの決別的なものかと思った。てか最初キスしたときはピンクの花火が打ち上がっていかにも「恋」を予感させるのに、次キスしたときはネガカラーになったおどろおどろしい花火が映っていて怖!となった。良い。
レゼの「ボン!!」の変身シーン、めちゃくちゃ迫力があってかっこいい!!銀劇や京劇のデカスクリーン幕を存分に活かしている。レゼがカビを浴びた後自分で頭部破壊→投げ込み→ぼ〜ん♡の後炎の中からゆっくり立ち上がるボムがカッコ良すぎてここ大好きすぎてうおおおおお!!になった。サイド寄りの席入ってここが正面から見えないとかなりショック。チェンステは真ん中列くらいのドセンが一番良い景色が見られる。
ボムのアクターの1人である池田真結さん、プリキュアショーなどのアクター経験もあるとのことで時折ボムからもその片鱗が見えてかわいかった。ボムのアクターにプリキュアショー経験者をキャスティングするの、製作陣もボムにそういうかわいさを求めていますね?
かわいさが見えるからこそアクションのかっこよさだったりやっていることの非道さが目立つ。野茂さんと副隊長の首のシーン実写で見ると怖すぎてめちゃめちゃビビってしまった。ここも妥協しないんかい。この2人アンサンブルなのが勿体無いくらい良かったから、ここで退場してしまうのも更に勿体無い……。
ステージナタリーが該当のシーンをYouTube shortに載せている グロいの大丈夫であれば見てほしい
デンジが目覚めていよいよチェンソーvsボムの戦闘が始まるシーン、映画だと「刃渡り2億センチ」が流れ始める激アツシーンだけど舞台で同じ曲を使うわけにもいかず、じゃあどうするのかな?と思っていたら火花撒き散らしながら「チェンソーマン ザ・ステージ」のテーマ曲流し始めた。カッコ良すぎる!!!!!!少年マンガ!!!!!!火花が物理だったのが本当に良い。ドーパミンドバドバ。これまでを丁寧に描写してくれたからこそこういう派手な演出が超映える。
それ以外にも極彩色な映像を流している前でチェンソーとボムをシルエットのように映したり、爆発の点滅がめちゃくちゃ激しかったりで絶対目に悪いけどチェンソーマンの演出として最高だった。土屋デンジのどこから出てるか分からない狂気じみた笑い方もいっぱい聞けたし。あれで全く喉が枯れる気配が無いまま公演終了したの、喉管理花丸満点すぎる。
戦闘が激しい分アキと天使のシーンがまた良いメリハリになっていて良かった。ここ実は東京公演序盤はアキが「今ので寿命何年減った!?」と言っていたのが、東京楽あたりから「今ので寿命どんくらい減った!?」にセリフが変化している。原作を確認したら後者が合っていた。でも私は前者の方が「自分の命を軽々捨てるくらいだから余程寿命を持っていかれる(それこそ何年も)と思ったのに、実際は2ヶ月程度だった」っていうアキの呆れたような安心したような心情変化が見えて好きだった。天使が羽でアキごと包み込むような姿勢を取るのもめちゃくちゃ良かった。アンサンブルの方含めみんな風に煽られる演技が上手かったので、ちゃんと台風の中にいることが伝わってきたのも凄かった。
海へ飛び込むシーン
ここも大好き!!!チェンソー&ボムとデンジ&レゼを一緒に舞台上に存在させていたのが良かった。腕をわざと吹っ飛ばされたデンジがチェーンを伸ばしてレゼを捉えるシーン、いつもデンジをガン見していた。腕の伸ばし方が本当にカッコよかったため。
チェーンでぐるぐる巻きにするのを「抱きしめてる」と解釈して最初はデンジがレゼを、海中のシーンではチェンソーもボムを抱きしめていたのが舞台化の意義だ!!!になって毎度興奮していた。ここでレゼもデンジを始末するのをやめたというか、殺されても仕方ないかな……と考えたのかなと解釈した(ここで死ぬ覚悟を決めていたからこそその後生きていると分かったときの「信じらんない」に繋がると思うので)。プールの思い出を回想するシーンで日に日に涙腺が脆くなった。だってレゼって親にも抱きしめられたことないだろうに……デンジに抱きしめられながら楽しかった数日間を思い返して短い生涯を閉じようとしてるの悲しすぎて……。
浜辺のシーン
猫被りをやめたレゼの心底引いた「信っじらんない」の言い方が良かった。セリフの言い方とかデンジの😱みたいな顔も良かったけど、1番良かったのはキスを期待したデンジを弾き飛ばすときのレゼの表情。物凄く何かを堪えるような表情をしていて、初めて気付いたときなんて顔をしてるの……とめちゃくちゃ泣いた。それから毎回ここはレゼの表情を見るようにしていた。相馬さんのレゼ、底抜けの明るさはもちろんこういう辛さをグッと堪えた痛々しい表情もすごく良かった。
ラスト
新幹線に乗りかけてやめるシーン、劇場版だと新幹線が発車することでレゼが乗らなかったことが分かる、みたいな流れだったけど、チェンステは明確に「乗り込もうと足を出したけど躊躇して結果やめた」みたいな分かりやすい動作を入れてきたの良かった。
ここのレゼもさ〜〜〜〜 駅に向かう道中で募金に遭遇しなければ、花を貰わなければそのまま逃げてたのかな。その前の浜辺で一緒に逃げねえ?と言われたときは断れたのに、募金の花を貰ってしまったばかりにデンジにやっぱり最後何かを伝えたくて戻ってきてしまって、結果始末されてしまったのかな。あの募金はデンジが冒頭で募金していた団体と同じなんだろうか。もし同じなら「悪魔被害を受けた子供たち」への支援団体にデンジが募金していたことを知ったとき、レゼはどういう気持ちだったんだろうか。
でも結局その花もマキマさんの言葉をキッカケにデンジが募金した結果得たものだから(冒頭に戻る)マキマさ〜〜〜〜ん!!最悪で最高です。デートのシーンで意図的にかわいい声を出していたからこそレゼと対峙したときの「私も田舎のネズミが好き……」の怖さ悍ましさ冷たさよ。マキマさんに襲いかかるけど腕を吹っ飛ばされて体を貫かれてしまうレゼ、デンジにやったことが自分に返ってきてしまっている。募金の赤い花とナイフを同じ手に持たせるのもエグいし、全てが終わった後赤い花だけ舞台上に残してピンスポ当てるのもエグいし。
「私も学校行ったこと無かったの」の言い方、レゼの中の子供の部分が泣いているみたいな言い方をしていたので毎回ワーン泣となった。悲しいけど、でも私は逃避行IFが見たいかと聞かれると原作のこの辛い終わり方が好きかも……と思った。
総括
舞台化するならやっぱこのシーンはこだわった演出で見たいな〜と思うところがドンピシャで丁寧に残酷に描かれていたので非常に満足できた。映画だとパワーちゃんがカフェに乗り込んでくるところで終わるけど、チェンステは江ノ島旅行の話するところまで含めたのは次回作もやるからかな?と思ったり。是非原作最後までやってほしい。京都まで見に行って本当に良かった!!8月にチェンステとぼくプリとテニミュを見てしまって私の中での観劇基準が跳ね上がってしまったのだけ今後が心配です!!!では。
おまけのプチ自慢
スペシャルカーテンコールの撮可、3つTikTokに載せたらめでたく全てが万バズした。感謝。チェンステの魅力が短い映像で十分伝わるということ。




