羊増し増し

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エンディング

https://x.com/dempagumi/status/1781632994840817739?s=46&t=jvQnNdSHkfu_aiLAS38PMw

 

 

外に出ずダラダラTwitterを見ていたら、大好きなアイドルがエンディングを迎えることを知った。

 

 

 

私はでんぱ組に関しては在宅だった。初めてライブに行ったのが2022年10月の日比谷野音で、すごく楽しかった。2023年は就活もあったから、今年こそはもっとライブに行こうと考えていた。

 

ここ数年のでんぱ組は卒業する子が多かった。なんとなく卒業するんだろうなという空気も毎回感じていた。今回のライブも誰かが卒業発表しそうな雰囲気を感じていたので、あの子かな……もしかしたらあの子かも……と考えていた。

解散ということばはバラバラになってしまうイメージがあってあんまり使いたくなかったので、みんながエンディングと呼んでいてちょっと嬉しかった。

 

中学生の頃、うごメモでちゅるりちゅるりらを聴いたのが始まりだった。出会いがオタクすぎる。もっと聴きたかったので、GEOにCDを借りに行った。店員さんにでんぱ組のコーナーがどこにあるか聞いたのを覚えている。WWDDというアルバムを借りた。このアルバムだけをめちゃくちゃ聴いていた気がする。

 

高校生になってバイトを始めた。バイトから帰ってくるとみりんちゃんと麻生周一が結婚していた。当時斉木楠雄も好きで、その作者がでヲタででんぱ組がアニメのEDに起用されていることも知っていたので、ものすごーーーく驚いた。未だにあの2人の結婚を上回る驚きはない(星野源新垣結衣すら)。えいたそがプリキュアになったのも驚いた。オーディションではメンバーカラーが同じ黄色であるえれなさんを受けたが、ひかるの方が合うとのことでひかるで合格したらしい。ピッタリすぎる。えいたそとスタプリが出会ったのは運命だと思う。

 

専門学生になる頃、でんぱ組が10人になった。愛川こずえがいてまたまた驚いた。踊ってみたが大好きだったので、当然こずこずのことも知っていた。りとくんが最初男の人に見えて、でんぱは男の人も入るのかあ、でんぱならあり得るし良いなあ、と思っていた。この頃から最新作のCDを買うようになっていった。テニスで繋がったフォロワーにCDをあげたこともあり、わざわざ感想を書いて送ってくれてとても嬉しかった。野音のライブに行ったのもこの頃で、せっかく学生なんだから、と学生チケットを買って参加した。目の前に振りコピタイプのオタクがいて笑ったのを覚えている。あおにゃんの誕生日を祝った。夢を聞かれて、「Mステの階段を降りたい」と話していた。

 

でんぱ組にはテニプリが好きな人も多かった。みぅさんは名前(跡部みぅ)の通り跡部さん、ねもちゃんは幸村くんと真田、こずこずは侑士と幸村くん、あおにゃんは不二くん、ひなちゃんは観月さんが好きだった。でんぱの子がテニプリの話をしてくれるのが嬉しくて、いつかアニプリのedを歌ってくれちゃったりしないかな?と夢見ていたときもあった。

 

でんぱ組はBOOTH Festival「でんぱ市場」』という、公式公認で同人誌や同人グッズを販売しても良いイベントが開催されたことがあった(現在は権利者公認での販売は終了しており、作品は非公開となっている)。初めて参加した同人イベントだった。りとくんの衣装アンソロジーに参加させてもらい、自分の絵が載った本を受け取ったときはワクワクした。

 

このブログを書いている最中、ねむきゅんが「ありがとうさようならみたいになってるけど、まだ観れるから!!!!!!!!
観といたほうがいいよ、人生一度はでんぱ組のライブを!!!!!!!!!!!!」とツイートしていた。

丁度「推しは推せるときに推せ」という言葉について考えていた。今楽しくやっている人に焦らせるようなことを言うのは野暮だと思うけど、一度も生で見たことない人は1回は現場に行っといた方がいいよなー、という結論を出した。

でんぱ組はこの子が推し!というよりはみんなが好き、曲が好き、という気持ちが強かった。もちろんみりんちゃんが大好きだしメンバーのことも好きだけど。だからあんまり接触に行きたいみたいな気持ちは無くて、CDを買う以外にマルシェ買ったり、リリイベのときにオンラインサイン会に参加したり……みたいなので十分だった。4thが叩かれて辛かったとき、4th見て楽しかったとき、夜眠れなかったとき、通勤通学、いじめられたことを思い出して辛かったとき、玉屋2060%や清竜人が話題になっていたとき、トリリオンゲームにてんぱ組として出たとき、ヒャダインの曲を聴きたいとき、色んなときにでんぱ組の曲を聴くことが好きだった。ならライブ行けよという指摘はごもっともである。ので、1回は行っとくべきだよなという結論になった。

 

舞台を見る度に感想ブログを書くようになったのもでんぱ組の影響で、インスタライブやファンクラブ配信で公演の感想を話す演者が多い中、ブログで言葉を綴ってくれるでんぱ組のみんなが好きだった。りんくんの育児について話してくれるみりんちゃんのブログとか、美容や目標について語ってくれるぺろりんのブログとか、ライブ終わり長文の感想を書いてくれるピンちゃんのブログとか。配信で耳で聞くより文章で目で見る方が私的には好きなので。

 

ここまでダラダラ書いたけど実は完全に実感が湧いているわけでもなく、涙も出ていない。青イレの卒業だってまだ現実味がない。アイドルのエンディングもテニミュで追いかけた青学キャストの卒業も経験が無いから。卒業するとはどういうことなのか。もう公演に出てこない、新曲が出ない。事実は想像できても、そのとき自分がどうなるのかの想像がつかない。晴れやかに送り出しているかもしれないし、生きる希望を失っているかもしれない。でんぱ組のエンディングを受けて、テニミュだって代替わりシステムで永遠に感じてしまうけど、突然4th seasonで終わってしまう可能性だって無いわけではないと思ってしまい、怖くなった。終わると思っていなかった、終わらないでほしい、終わりを見届けられるのは幸せなこと、色んな感情がある。

 

たぶん、ドリライで全ての実感が湧くんだろうなあと思っている。とにかく今はぶつけた肘が痛い。