父と雪
↑キャラクターごとに色が違うのかと思ったらそんなことはなかったエンディング画面
出会い
衝撃の事故チューから始まったのは前回も触れました。しかしアニメ同様、本当に最初に出会ったのはもっと前だったという展開。アニメでは雪の積もる公園で子どもたちと歌っているとき、ゲームでは雪の中1人でキーボードを弾きながら歌っているとき。どちらも雪の景色が印象的でした。
雪ってどうしても儚いとか、すぐ溶けて消えてしまうというマイナスなイメージを持ってしまいがちですが、作中では「雪はみぞれと違い、形を持ったもの」として、明るい未来をイメージさせるものとして前向きに表現されています。そこがすごく好きでした。
本編
音也ルートでは恋の障害は校則でしたが、真斗さんとの恋を阻むのは彼の実家でした。まずじい、藤川がSクラスに入学してる時点でもう面白かったのですが、ここから藤川はライバルの令嬢かのごとく真斗さんと良い雰囲気になる度乱入してきます。学園長の次に自在に移動してるんじゃないか？
藤川と同じくらい乱入してくるのが、ご存知神宮寺レンです。音也ルートにて「真斗に一方的に対抗意識を燃やしている」なんて評されてしまったレンさんですが、真斗さんルートではその対抗意識の底にあるものが少し触れられました。自ら真斗さんの存在そのものが劣等感を刺激されると語っていて、自覚していながらどうにもできない苦しさを感じました。当然彼女のことも奪いにくるのですが、彼女には「私のことは好きじゃないでしょう？」と見抜かれます。真斗さんの幸せの象徴だから、欲しくなる。待っててね、すぐレンさんルートまで辿り着くからね……(浮気しないで)。
さおとメロンパン戦争
何？？？？？なんでメロンパンの奪い合いで銃撃戦のSEがするんですか？？？？？
真斗さんがさおとメロンパンをきっかけに牛乳が飲めるようになり身長が伸びた話は聞いたことがありましたが、まさかたった3週間で5cm伸ばすとは思いませんでした。タケノコもビックリの成長速度。男子、3日会わざれば刮目して見よなんて言いますが、刮目どころか飛び出るくらい驚いたでしょうね……何も知らない生徒は……。
その噂を聞きつけた神宮寺陣営とバトるまではまあギリ分からなくもないですが、重機持ち出すのはド迷惑にも程があるだろ。と思いました。ちゃんと請求書が回ってきててウケました。
お父様
アニメよりかなり和解していました。A4の紙に真斗さんの人生計画が記されていたときは流石に引きましたが。A4の紙切れに収まる僕の人生を(Hello,Worker)
親族会議すっぽ抜かしたときは肝が冷えましたが、風邪で寝込んでたとかなんとか誤魔化せば良いものをそうしないところが真面目だなあと感じました。最終的にはじいも味方して上手く立ち回ってくれるし、お父様も自分の教育方針を見直して2人の関係や夢を認め、信じてくれます。アニメの後継放棄からの勘当よりだいぶメンタルに優しい展開でした。お父様が真斗さんを嫌っていたわけではなかった、子供を嫌う親がどこにいる、あたりのやり取りはつい泣きました。愛故に……
学園長が2人の恋を許可するきっかけが聖川財閥のバックアップなの、音也ルートやった後だと家の力が強すぎて変な笑い声出ました。あれだけ胃の痛かった校則が真斗さんルートだとあんまり障害になってなかったですね……。
総括
全体的にかなりドキドキしました。単純に私の好みもあります。真面目な男が照れているのが好きなので。Aクラスに色欲が集中しているなんて噂を聞きましたが、真斗さんは言うほどでもなかったかな……？と感じました。膝の上に彼女を乗せているのも、真斗さんそういうことしたかったんだ……☺️とニコニコしながら見てました。お兄ちゃんが好きな人の前だと甘えたになるのが本当に刺さるので……。
てか真衣ちゃん初めて見ました！！かわいい。かわいいけどギャルゲーの妹キャラ感がすごい。お兄ちゃん真斗さん見られて最高〜〜〜〜でした。
ゲームでもこれだけ雪が象徴的なのに、どうしてセイクリッドペアーズでは「太陽と海」なんでしょうね……………レンさんを前にすると雪は太陽か海になるんですね……………
